私の嗜好。
読み物なら何でも読む私ですが、一応好き嫌いはあります。
嫌いなジャンルはまぁ・・・いいとして、やっぱり私は『学園モノ』が好きなんだなぁと、改めて思う。それは読む速度に如実に現れるから。
- 作者: 荻原規子,香坂ゆう
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/06
- メディア: 新書
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この本を読んでいて、改めて思ったのは『私は自分の経験したことと、小説の中の出来事を重ね合わせて読んでいるんだな』と云うこと。これはファンタジーやSFではできないことです、どんなにがんばったとしてもね。
学校生活というのは、沢山のイベントがちりばめられてます〜学園祭・体育祭・合唱祭・・・どれもに様々な想い出があり、思い返せばあのころに戻れる・・・そんな記憶のかけら。
そんなかけらを通じ、懐かしいあのころを思い出させてくれる・・・読後がすがすがしいのはそういった感情も関係しているのかも。
物語は高校2年の主人公:上田ひろみ*2から見た2つのイベントを通じ、少しミステリー風味の学園ファンタジーって所かな。(あらすじ書きは難しい・・・)
カバー裏のあらすじを読んで手に取った方は、裏切られた気分になれること請け合いです。だってミステリーじゃないし^^;
もう戻れない、あの頃を思い出したくなった方にオススメの一冊。そんな気分の方はぜひ手にとってみてくださいませ〜♪