冬の高校サッカー観に行ってきた @浦和駒場
近場でも良かったのですが、どれもさほど観たいとは思わないカードだったので行ったことのない浦和駒場へ行ってきました。
行われた長崎総科大附-富山第一、玉野光南-東北の2試合とも観たのですが、おもしろかったのは玉野光南-東北の方。
第1試合、富山の先制点は綺麗なセットプレイから。そして試合の方向性を決めてしまったのは富山に赤い紙が出てから。これで富山は割り切って試合ができた。長崎の攻めが残り10分を除けばどんな状況下であっても後ろからのロングボールのみ。そこでキープできたときに始めてドリブルで何とかしようとするスタイルは守っている方としては楽だったと思う。はね返すこととセカンドボールを拾うことだけに集中していれば良いのだから。
2点目・3点目と数少ないセットプレーを生かして突き放し、最後は追い上げられたけれど集中を切らさずにしのいで1回戦突破。特に富山のGKは1人で何本止めたのかと・・・飛び出してかわされたのは反省点ではあるけれど、勝利の立役者だった。
第2試合、派手さはないけれど両チーム共にメリハリのある展開をする好ゲーム。玉野光南はスローインがほぼセットプレー並みの恐怖があり、どこからでもチャンスを作り出すスローインは千葉にいたミリガンを思い出させました。
GKが出てきたところを上手くかわして無人のゴールへ流し込んだもの。得点を決めた玉野光南の9はずっと相手の裏を狙い続けていたのが印象的でした。
東北もパスで崩して後一歩という所まで行ったのですが、決めきれなかった。どっちが勝ってもおかしくない好ゲームでした。
これで今年の観戦はおしまい、新年は2日からフクアリに行こうと思っています・・・混むんだろうな、やっぱり。