今一旅の 逢うコトもカナ

いつか読み返して笑う、その日のために・・・

・・・で?

 あまり読んでいて気分の良い文章ではないので、覚悟の上でお読み下さいm(_ _)m
 国有化、おめでとうございます。これで名実共に「FC NIPPON」になりましたね(皮肉)

経営難のJ2東京V「Jが経営を主導」

 何故助け船を出してあげなくてはいけないの?今年に限り??それはまだリーグ戦が半分以上残っているからですか?ご冗談でしょ。
 半分以上見切り発車のような形で今年の東京VはJ2に参加しているはずで、スポンサー集めが机上の空論のように上手くいくとお考えだったのでしょうか??最悪のシナリオを全く考えないで参加させ、シーズン始まって4ヶ月で破綻・・・誰が参加を認めたのかは知りませんが、激甘な考えだったと云うことだけはよくわかりました。

 ウチらはチームが無くなりました。
 それは雲の上で決められた、どうにもできない事として突きつけられました。
 それに納得できなかった人が手を取り合いできたのが今のウチらです。超法規的措置によって当時のJFLからの参加を認めてもらい*1、危険な時期が多々ありましたが、今まで何とか生き残ってきました。
 お金のないチームはないチームなりに知恵を出し、少しでも上のカテゴリーへ、順位へと試行錯誤し続けています。東京Vがしてなかったとは思いませんが、親会社への依存度が高く放漫経営をこれまで続け、見捨てられたら残っていたのは過去の栄光のみ・・・悲しいけれど、自ら招いた事です。それに対してJリーグからお金を出すと云うことは、間接的に他のチームが支えると云うことです。そんな状況に誰が納得できるんですか?

 決めごとが守れないチームは今期終了後に最悪消滅、良くて地域リーグからの再出発。このくらいの条件を提示し、最後に仕方なく今期は〜〜〜という話が出てくるものだと思います。もう何もかもがおかしいです、順番として。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。

 黎明期を支えた名門の一つとして、無くなるのは寂しいですが・・・他のチームが納得ができない状態で存続させたとして、それでリーグは盛り上がるのでしょうか?もっとリーグに甘えるクラブが出てきてしまう気がします。
 それはJ崩壊の始まりですよ・・・。

*1:これには功罪の部分があると私は思っています。
 功は行き先を無くしたサポの行き場として存在できたこと。
 罪は早くJの舞台で戦うことを求めすぎ、地元の基盤がおざなりになってしまったこと。
 岡山や鳥取松本山雅のように地元に密着するという考えを持てなかったことは、今になって高い壁になっていると感じます。