無くなっていくもの

　異動して半年が過ぎ、久しぶりに前の部署が合ったところへ行ってきました。
　理由は『機械が壊れたから直してくれ』・・・この言葉を聞いてはじめて「この機械直せるのは会社に私だけになっちゃったんだ」と思いました。かなり古い機械ですし部品はもう無い・・・異動する前にパーツ取りをしておくべきだったと、ちょこっと後悔。
　修理自体は1時間程度で終わるもの簡単なものでしたが、最後の部品を使ってしまったので次壊れたら直せない。それなら教える意味も無いので、電話越しで頼まれた引き継ぎをせずにとっとと仕事へ戻るため、今の部署があるところへ移動開始。久しぶりにお局様や仲の良かった方と話すのは楽しかったわ。
　大げさになるけれど、帰りのの電車内で「後継者ってこうしていなくなっていくのかもしれないなぁ」と・・・今回の場合は無ければないで何とかなることでしたが、そうでないことの時はどうしているんだろう。
　こうやって色々なものが消えて無くなっているのかな。