今一旅の 逢うコトもカナ

いつか読み返して笑う、その日のために・・・

最後になんかしないから

 明日の試合を最後に、とりあえず夢の舞台から退かなければならない。
 相手は優勝のかかる大一番。
 うちらのホームではあるけれど、小机はきっと真っ赤に染まるだろう・・・
 その景色を悔しさとともに焼き付けよう・・・本来ならば逆でなければならないのだから。


 それを胸に、退こう・・・またここへ戻ってくるために。
 次は夢でなく、戦いの場として戻ってくるために。