今一旅の 逢うコトもカナ

いつか読み返して笑う、その日のために・・・

ただ1つ、足りないもの・・・△0-0 愛媛 at 三ツ沢

 ゴールが欲しい、勝利につながるゴールが欲しい。今のウチらにはただそれだけが欠けている。
 愛媛最初のシュートがポストに当たる幸運と、それで目が覚めたのか今日は90分間うちのゲームでした。
 メンバー変更で4-4-2というか変形の4-3-2-1みたいな感じでしたが、これがいい感じ。19.難波に当ててこぼれたところを 13.片山と 23.中野で拾っていく・・・とくに中野はずっとウチの欠点であったトップとボランチの間のスペースをきっちりと活用していた。こんなにいい選手だったっけ?中野って。しかもパスの一つ一つが丁寧で、前半の片山のミドルをお膳立てしたパスは見事!決めて欲しかったが、あれは相手のGKを褒めましょう。
 逆に難波の雑なポストプレーが少し目立ったかも。エゴイストになるのはいいけれど、一つ一つのプレーをもう少し考えて欲しい。
 後半に入り前半何本か見られたミドルシュートがなくなる。枠に飛ばないと入らないけれど、まずシュートを打たなければ点は絶対に入らない。前半は実践できていただけに、残念。
 疲れが見え始めた70分過ぎから愛媛にペースを奪われつつあるも GK.岩丸のスペシャルセーブとDF陣のがんばりで何とか無失点に切り抜ける。
 80分過ぎるまで選手交代しないのはどうかなと思ったけれど、今日は誰かを代えてしまうとそこから破綻してしまったのかもしれない。そのくらい全員の出来が良かった。池元と代わった中野へはサポからの拍手。引き分けたので発表はないけれど、私なら MOMは中野にあげたい。岩丸と悩むけれども。

 初昇格した時のような DF陣の粘りと決して慌てないパス回しが戻ってきました。そして驚いたのは攻めあがる時の思い切りの良さ。全員の意思統一ができているからこその攻め上がりであり、信頼の表れ。それが結果として結びつかないのがもどかしい。2-4-4時代を除けばJ2に上がって一番攻撃的なチームになっているとおもう。
 桜が散る前にホームでの勝利はかなわなかったけれど、落ち込む必要はない。チームは間違いなく前に進んでいる。ウチらに足りないのはただ1つ、勝利だけなのだから。