今一旅の 逢うコトもカナ

いつか読み返して笑う、その日のために・・・

桐原家の人々 全4巻/茅田砂胡

本との出会いって、大切です。
『私はこの本を読むために生まれてきたんだ!』って思えるのは、倖せなコトだと思いますよ^^
そんな私のイチオシは、この作家さん。

桐原家の人々〈4〉特殊恋愛理論 (C・NOVELSファンタジア)

桐原家の人々〈4〉特殊恋愛理論 (C・NOVELSファンタジア)

本来なら「デルフィニア戦記」をお勧めしたいところなのですが、いきなり全18巻の小説を薦められて「じゃぁ、読もうかなぁ」なんて思う方はいませんよね^^;まだ続いているしねぇ・・・

私の中で、この作品は『どこにでもありそうで、どこにもない』そんな『家族』のお話カナ。
『家族』って、なんだろ?なんて思いましたっけ・・・・・・そうですけどねぇ・・・


でも、イチオシするのには訳があります。
角川版では書かれることのなかった4巻目の存在です。
作者自身が1巻のあとがきで『幻の4巻目を書かせてもらえることになりました。』と云っていますが、私はこの『4巻目』を無くしては語れないと思います。そして『出会えてよかった』と・・・
不覚にも電車の中で泣いてしまった記憶がありますね・・・


・・・『家族』って、なんだろ?
・・・『血』のつながり?『一緒に住む』コト??
・・・それとも、『心』がつながっているコト?

・・・あなたにとっての『家族』の存在って、何ですか?