道はどこまでも続く・・・
制作しているという噂では知っていましたけれど、まさかこうしてお目にかかれるとは思いませんでした。
ローズ・トゥ・ロード (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: 門倉直人
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/03/27
- メディア: 大型本
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『偉そうに振る舞うために道路を曲がりくねらせてください』
って・・・盛大に笑いました。私が持っているRtoLのイメージから離れすぎです^−^;
最初に私の目に飛び込んできたのは『あれ?地図が変わった??』こと。なぜ気づいたのかというと・・・ファラノウムへ王の道がつながっていたからですが。「不便だなと感じていたんだなぁ、ユルセルームの人々も」なんて。そして「と云うことは『Far Roads to Lord』よりも未来の話?」かなと・・・年表を見てもだいたいしかわかりませんでしたけれど。*1
最初の方を少し読んだだけですが、これは一般的な剣と魔法のTRPGではなく『お話を紡いでいく遊戯』なんだなと。これは『もの語り遊戯』と命名され、大きく帯に書かれています。
RtoL特有の種族決めはより世界と一体化し、種族ではなく背景や呼び名を決めるだけになってます。書いてありますが『自分創りの旅に出る前の旅人』というはこんな感じなのかもしれませんね。呼び名があるので名前を決めなくても良いのは、決めるまでに時間のかかる私みたいな人にとっては朗報。今まで名無しで遊んだこととかないし^-^;
物語を紡いでいくためのルールはもっときちんと読み込んで、慣れないと難しそうですが・・・ユルセルームと云う世界を描くために不可欠である『不安な魔法』と『夢』がこれ以上なく世界の一部になっているのは正直脱帽。このシステムを作り上げた方はすごい・・・読み物として当分の間、これだけで過ごしてしまいそう。少々持ち運びにくいので、家だけになってしまうのがもったいない。
RtoLの完成形はFだと思っていましたけれど、Wはまた違った衝撃を私にくれました。いつか誰かと紡ぎ歩いてみたいわ〜。
さて、トランプをどこにしまったかなぁ・・・探すより買った方が早いかも??
*1:「大いなる忘却の呪縛」がかかっているからそれも良いですよね