順当でしょ。

　定時で会社を飛び出し、三ツ沢に着いたらもう、選手が円陣を作っていた。そしていつものところは席が空いていない・・・アウエー側も今日で監督が家庭の事情により帰国してしまうということで、大人数。
　三ツ沢で立ち見したのは、ひょっとしたら初めての事かもしれない・・・バックスタンド一番上に場所を見つけたら、もう試合開始のホイッスル。

　試合開始当初からペースは神戸。それでもなんとか前半はしのぎきったって感じ。
　試合が動いたのは後半16分。それは鮮やかなカウンターからの縦パスを綺麗に頭で落とし、走りこんでのシュート。ぐぅの音も出ないほど綺麗な得点シーンでした。

　それ以降も選手を代えたりして流れを引き戻そうとしたけれども、試合をすぐに止めてコントロールする審判に足を引っ張られ、DFラインにアレモンは消され、セカンドボールを完全に掌握され、『バクスター監督に花道を』贈ろうとする神戸イレブンの気迫に押され・・・2位・3位の直接対決でしたが、全てにおいて負けてましたね。

　これで上とは少し差が開いてしまいましたが、まだ第3クール。気を抜けば下に落ちるのは簡単だし、もしかしたら落ちてくるかもしれない。まだ首位柏とは2試合、神戸とも1試合残しているのですから。
　第1クール・第2クールとは全く違ったチームになりつつあるけれども、全く変化のないチームなんてないです。
　でも今一度、今年の原点に立ち戻ってみても良いかもしれません。全員が身体を張って、虎の子の1点を死守してきたサッカーに戻れとは云いませんけど。