今一旅の 逢うコトもカナ

いつか読み返して笑う、その日のために・・・

少し考えさせられたこと

 昨晩、とある理由で新しいチームの立ち上げを見守ることになった。私も自分で作ったチームのマスターでなければきっと参加していたとは思う。
 ラグオルでのチームメンバーが来ていることで受ける恩恵っていうのは、災禍を周る人が自分以外にいるくらいしかない。でもそんなことではなく、一緒に歩いている友がいるってことが何より大切で、貴重で、何より素敵なこと。今はもう来ていないチームメンバーの名前を見ながら、そんなことを思った。


 パンヤ島でもたまに『チームに入りませんか?』なんて云われる事がある。確かにその言葉はうれしい。でもあえて私はどこにも所属しないでいる事を選んでいる。
 一時期チームに所属したこともあった。その時にチームマッチの楽しさも知った。入って一月たたないうちに、内紛でいつの間にかチームはなくなっていたけれど、私には良くわからないところで進んでいたので、何がなんだかさっぱりわからなかった・・・でもその時のチームメンバーとは今でも一緒に遊ぶし、『チームに入らないの?』ってよく云われる。


 それでも入らないのはきっと、お別れをしたくないからなのかもしれない。
 それじゃダメだっていうのは良くわかってる、それでも後一歩を踏み出すことができない自分がいる。
 ラグオルで『またね^−^』って云えないまま別れてしまった後悔と、パンヤ島での最初のチーム崩壊が私に二の足を踏ませる。


 とりあえず一歩、踏み出してみようと思う。
 いきなりチームに入るのは無理だけれど、きっといい居場所が見つかるはずだから。
 いつの日か『お帰りなさい^^』って云えるその日まで、私はラグオルを旅し続ける。