チームのカタチがみえたかも？・・・○3-1 東京V at 三ツ沢

　今日ほど早く終わってくれと思った試合は、今までになかった。観に行ったウチのサポは全員そう思っていたと思う。

---

　試合は前半、復帰2試合目にして先発出場した 8.智吉の大活躍もあり3-0で折り返しました。
　1点目は転がり込んだカウンターから左サイド 19.難波からのクロスを誰よりも走り、決してサボらない智吉が自陣ゴール前から走りこみ始めてみたヘディングで待望の先制点を挙げる。大好きだよ、智吉♪
　2点目は右からのFKから 5.八角が飛び込み、3点目は左からのFKを 10.アンがバックヘッドで流し込んで3-0。前半の残り時間もバタバタすることなくきちんと閉めて折り返しました。
　DFラインはラインコントロールという点では少々不安でしたけれど、空中戦では 3.八田を中心にほとんど負けず、こぼれ球も拾えていたことと、智吉･18。西田の両SHからのチェックに連動した守備が機能していたので、怖いスルーパスもほとんどなく、ピンチも 21.択生の好セーブなどできちんと閉めて前半終了。

　後半開始早々八角→11.カズの選手交代。確かに前半に選手同士でぶつかり、痛んでいたのでこの交代はかなり心配。そして智吉をボランチへ移動したことでレアンドロをフリーにしてしまうシーンもちらほら出始めます･･･どうして 9.池元でなかったのか少々疑問の残る交代でした。
　始まって早々に左サイドを支えていた 6.吉田の怪我･･･ここで 7.吉本を入れてきます。正直想定外の交代が続きました。そして65分過ぎにアン→ 9.池元へ。足が止まり、ツッていた*1ので仕方がないかなと。まだ90分間戦える体力はないのかもしれませんが、アンは思っていた以上に前線でポイントとタメを作ってくれました。まだタイミングが合わない部分も見受けましたけれど、それもすぐに埋まると思います。いい選手を採ってきてくれました。
　そして悪夢は75分頃やってきました。1対1で飛び出した択生と大黒が激突・・・動けない択生。交代枠はもうない。このまま負傷退場で吉本がGKとして守るかという選択をしようとしていたところで、何とか復帰するもゴールキックすら蹴れない状態。この後で1失点はするもののそれを攻める声は皆無。失点は悔しかったけど、あれを止めろというのは無茶な要求。最後までピッチにいただけで無理しているのだから・・・。

　試合終了と共に崩れ落ちる択生と走るスタッフ。そのまま担架で退場しましたけれど、今日の勝利はきみがいなかったらなかった、智吉と共にMVPです。ありがとう。
　怪我はきちんと治して帰ってきてください、いつまでもウチらは待ってます。もう君がウチの守護神なのです・・・1対1の絶対的な強さを持つ新たな守護神なのですよ。

　今日の試合はチームとして戦えていた。決してずば抜けた選手の居るチームではない、ウチらには必須ともいえるサボらずに粘り強く、共通意識を持って戦うことができていた。ただこの試合だけではなくこれを持続していかなければいけないし、それができるチームだと思う。
　次は甲府戦。きちんと準備して望みたいですね。

*1:土肥選手に伸ばしてもらってました。試合中で敵なのに・・・多謝ｍ（＿ ＿）ｍ